水質
当社は創業から水の分析に力を入れており、事業場等からの排水の他、工程水や製品使用のための原水の分析、衛生面からの飲料水や浴槽水、プール水の分析まで幅広く対応しております。
水質のことでご不明点やお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
PFOS・PFOA
2023年2月1日、水質汚濁防止法施行令の一部が改正され、有機フッ素化合物のPFOS、PFOAが指定物質として追加されました。
PFOS、PFOAは人工的に作られた物質で、水や油をはじき、熱に強く、化学的に安定している特性を持つことから、幅広い用途で使用されてきました。しかし分解が遅いため、環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が指摘されています。
公共用水域、地下水等について、全国的な調査が行われており、2020年度に実施した調査では143地点のうち、12都府県の21地点で暫定目標値を超えていました。自治体は、暫定目標値を超えた水を飲用しないよう、井戸の所有者等に指導・助言を行っています。
当社では、質量選択性の高い液体クロマトグラフ/タンデム質量分析計(LC/MS/MS)を用いた分析を行っております。お客様のご要望に応じた試験方法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
PFOS:ペルフルオロオクタンスルホン酸PFOA:ペルフルオロオクタン酸
PFAS:ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物の総称。
PFOS、PFOAはPFASの一つである。
暫定目標値:PFOS及びPFOAの合算値で50ng/L
工場・浄化槽排水、河川水、地下水等
公共用水域や下水道へ排出する際には、水質汚濁防止法・下水道法・条例等により様々な基準と規制が設けられています。
当社は環境計量証明事業登録事業所として工程水や排水等のさまざまな水の分析に対応しています。官公庁発注の公共用水域の調査も多数の実績がございます。
飲料水の水質検査
建築物における衛生的環境の確保に関する法律(通称:ビル管理法)に基づく飲料水の水質検査は、建物や水源によって検査の項目や頻度が変わります。当社は建築物飲料水水質検査業の登録をしており、飲料水および中水雑用水などの水質検査を行っています。
浴槽水・プール水の水質検査
公衆浴場では衛生水準の維持、確保を図るため、公衆浴場における水質基準等に関する指針・条例により、原水、原湯、上り用湯及び上り用水・浴槽水の検査項目と頻度が設けられています。
またプールは、遊泳用プールと学校プールとで水質基準と頻度が異なっています。これらの水の検査の際には、お客様のご要望に合わせて調査内容を提案いたします。
またプールは、遊泳用プールと学校プールとで水質基準と頻度が異なっています。これらの水の検査の際には、お客様のご要望に合わせて調査内容を提案いたします。